【初心者向け】元利均等返済と元金均等返済、どっちを選ぶ?違いと選び方をわかりやすく解説!
住宅ローンや教育ローンを組むとき、必ず出てくるのが「元利均等返済」と「元金均等返済」。
でも、「名前は聞いたことあるけど、結局どっちがいいの?」と迷ってしまう人は多いですよね。
この記事では、2つの返済方法の違いと、それぞれに向いている人の特徴を、できるだけわかりやすくまとめました。
これを読めば、あなたにぴったりの返済方法が見えてきますよ!
そもそも「元利均等返済」と「元金均等返済」ってなに?
まずは基本から整理していきましょう。
元利均等返済(がんりきんとうへんさい)とは?
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毎月の支払額が一定
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元金(借りたお金)と利息(借りるための手数料)を合わせた金額が、毎月同じになるように設定される
最初のころは利息の支払いが多め、後半になると元金の返済が増えていく仕組みです。
月々の負担が変わらないので、家計管理がしやすいのが大きなメリット!
元金均等返済(がんきんきんとうへんさい)とは?
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毎月返す元金の額が一定
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利息は、残りの元金に対して計算されるため、支払う利息は時間とともに減少する
そのため、最初は毎月の支払額が多めですが、徐々に負担が軽くなっていく特徴があります。
比較してみよう!元利均等返済と元金均等返済の違い
項目 | 元利均等返済 | 元金均等返済 |
---|---|---|
毎月の支払額 | 一定 | 初めは多く、徐々に減少 |
総返済額 | 多めになりがち | 少なめ |
家計管理のしやすさ | 管理しやすい | 少し難しい |
最初の負担感 | 少ない | 重い |
向いている人 | 安定した支払いを望む人 | 早く元金を減らしたい人 |
こうして見ると、どちらにも一長一短があるのがわかりますね。
【結論】元利均等返済と元金均等返済、どっちを選ぶべき?
一概に「こっちが絶対におすすめ!」とは言えません。
選ぶポイントは、あなたのライフプランや家計状況に合わせることです。
元利均等返済がおすすめな人
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収入が一定で、毎月の支出をきっちり管理したい
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教育費や老後資金など、他の支出予定もある
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将来的に繰り上げ返済を考えている
元金均等返済がおすすめな人
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収入に余裕があり、初期の負担に耐えられる
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少しでも総返済額を抑えたい
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定年前にローンを完済したい
つまり、
「月々の支払額を安定させたいなら元利均等返済」
「支払総額を減らしたいなら元金均等返済」
というイメージで選ぶとわかりやすいですね。
返済方法を決めるときの具体的なチェックポイント
せっかくなので、さらに踏み込んで、選ぶときに役立つ具体的なポイントも紹介しておきます。
✅ 現在の家計をシミュレーションしてみる
月々どれくらいまで無理なく返済できるかを試算しておくと安心!
✅ 将来の支出予定も考慮する
子どもの進学、マイカー購入、転職予定など、大きな出費があるかチェックしましょう。
✅ 金利タイプも合わせて考える
固定金利・変動金利などとの組み合わせ次第で、元利均等・元金均等どちらがより有利か変わってきます。
まとめ|自分に合った返済方法で賢くローンを組もう
「元利均等返済 元金均等返済 どっちがいいか?」は、
あなたのライフスタイルと将来設計次第。
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生活の安定を重視するなら、元利均等返済
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総支払額を少しでも減らしたいなら、元金均等返済
を目安に選んでみましょう!
大切なのは、無理なく、安心して返済できるプランを立てること。
焦らずじっくり考えて、あなたにぴったりの方法を選んでくださいね。